ゆるポイ活とは?無理なく続ける始め方と気をつけたいこと

ポイントを貯める「ポイ活」には、複数のサービスを使い分けて還元率を最大化する取り組み方もあれば、日常の延長で無理のない範囲だけ取り入れる関わり方もあります。 そのなかで、後者のような、肩肘張らずに付き合う関わり方を指して「ゆるポイ活」という言葉が使われることがあります。

この記事では、ゆるポイ活の特徴や始め方、続けるうえでの注意点を順番に紹介します。

ゆるポイ活とは無理なく続けるポイ活

ゆるポイ活は、ポイントを最大限に貯めることを目的にしない、ポイ活の取り組み方の一つです。

毎日アプリをチェックしたり、複数の経由サイトを使い分けたり、期間限定のキャンペーンを追いかけたりするのではなく、日常の買い物の延長で、自然に貯まる範囲だけを取りに行く形です。

ここでは、ゆるポイ活が向いている人の特徴と、無理なく続けやすい3つの理由を順番に見ていきます。

ゆるポイ活が向いている人の特徴

ゆるポイ活が無理なく取り入れやすいかどうかは、ポイ活への向き合い方の好みによって変わります。具体的には、次のような方が向いていると言えるでしょう。 

  • ポイ活に興味はあるが、複雑な仕組みを覚えるのは負担に感じる方
  • 毎日アプリを開いてチェックする時間を、別のことに使いたい方
  • 大きく稼ぐより、日々の買い物のついでに少しずつ貯まれば十分と感じる方

これらに一つでも当てはまる場合、ゆるポイ活の考え方は取り入れやすいかもしれません。一方で、ポイントを最大化する攻略の楽しさを求める方には、物足りなく感じる可能性があります。

無理なく続けるためのマインド

ゆるポイ活を始める際、「継続が大変な仕組みを最初から取り入れない」という基本姿勢を持っておくと続けやすくなります。この姿勢を支えるのが、次の3つの心構えです。

①覚えるおくことを絞る

ルールが複雑だと、最初は意欲があっても、途中で面倒になって遠ざかってしまう可能性が少なくありません。そのためゆるポイ活では、貯めるポイントや使う決済手段をはじめから絞り、覚える内容そのものを減らします。

②日常の買い物の延長で完結させる

ポイントのために特別な行動を増やすのではなく、もともとする予定だった買い物や支払いに、ポイントが付く決済方法を組み合わせるだけにとどめます。新しい習慣を作る必要はなく、生活のペースを変えずにポイ活が始められます。

③「やらない日」を許容する

ポイントを多く獲得するための経由サイトを通すのを忘れたり、キャンペーンを見逃したりしても、それを失敗と捉えない前提で取り組みます。

より多くのポイントを獲得することよりも、普段通り過ごすなかでのおまけとしてポイントが付いてくる。このくらいのゆるい気持ちでの取り組みがおすすめです。

ゆるポイ活をゆるく続けるためのポイント

ここでは、なるべく日常の手間を増やさずに続けるためのポイントを3つ紹介します。

貯めるポイントを絞る

複数のポイントを並行して貯めると、それぞれが少額のまま分散し、有効期限内に使い切れずに失効するケースが出てきます。また、どこにいくら貯まっているかを把握するだけでも手間がかかります。

そのような事態を避けるためには、メインで貯めるポイントを絞ることをおすすめします。

どのポイントを軸にするかは、自分が普段よく使うサービスを起点に考えましょう。スーパー、ネット通販、携帯会社など、すでに利用頻度が高いサービスでポイントが貯まるなら、それを軸にすると追加の手間が発生しにくいです。

支払いをキャッシュレスにまとめる

貯めるポイントを決めたら、そのポイントが貯まる決済手段に支払いをまとめていきます。現金払いをクレジットカードやQRコード決済に切り替えると、その都度の操作を増やさなくても、ポイントが自動で貯まる仕組みになります。一度設定すれば以降は意識しなくても効果が続くため、ゆるポイ活の趣旨に合った方法です。

特に効果が出やすいのは、毎月決まって発生する支払いです。電気・ガス・水道といった公共料金や、通信費、サブスクリプション料金などをキャッシュレスに切り替えると、支払い額が大きい分、貯まるポイントもまとまった額になります。一度支払い方法を変更すれば、その後は自動で引き落とされ続けるため、追加の作業も発生しません。

決済手段も1〜2種類に絞ると、家計の動きが追いやすくなります。複数のカードや決済アプリを使い分けると、どこでいくら使ったかを把握するのに時間がかかりますが、決済を集約すれば利用明細を見る場所も1〜2か所で済みます。

ポイントサイトは負担なら使わない

ネット通販をする際、ポイントサイトを経由してから目的のショップに進むと、購入金額に応じてポイントサイト独自のポイントが付く仕組みがあります。通常のポイントに上乗せされる形になるため、還元率を上げる方法としてポイ活では人気の方法です。

ただし、買い物のたびに「まずポイントサイトを開いて、そこからリンクを踏む」という手順が必要になるため、面倒に感じる方は、無理に取り入れる必要はありません。

この経由の手間を負担に感じない方には有効ですが、取り入れる場合も、登録するポイントサイトは1つに絞っておくことをおすすめします。

複数のサイトを併用すると、どのサイトで何ポイント貯まっているかを追うこと自体が手間になります。あわせて、経由を忘れた日があっても気にしない、というスタンスをセットで持っておくと続けやすくなるでしょう。

ゆるポイ活で気をつけたいこと

「ゆる」を意識していたつもりでも、気づかないうちに作業が増えていることがあります。

ここでは、ゆるポイ活を続けるうえで線引きしておきたいポイントを3つ紹介します。

手を広げる範囲を決めておく

ポイ活の世界には、経由サイト・キャンペーン・新しいアプリ・還元率アップ情報など、ポイントを獲得するためのさまざまな仕組みがあります。これらを片っ端から取り入れていくと、覚えることも作業も増え、ゆるポイ活ではなくなっていきます。

「SNSのお得情報は週1回だけチェックする」「新しい経由サイトには手を出さない」など、自分なりのルールを決めておくと、新しい情報が目に入っても、その都度迷わずに済むため、おすすめです。

また、判断のひとつとして、情報を追うことで得られる金額と、追いかける時間や気力を天秤にかける視点を持っておくと、線引きがしやすくなります。

アプリを増やしすぎない

ポイ活アプリは1つ増えるごとに、開く時間と通知が増えていきます。最初は便利に感じても、3つ4つと増えるうちに、どのアプリで何ができるかを把握するだけでも負担になることもあるでしょう。

もし新しいアプリを試したくなったときは、「今あるどれをやめるか」をセットで考える方法がおすすめです。入れ替え制にしておくことで、アプリ管理やチェックの手間が増えるのを避けられます。

不要な買い物を増やさない

ポイント目当ての衝動買いは、得られるポイント以上の出費につながることがあるため、おすすめしません。買い物の前に「これはポイントが増えるなどの特典がなくても買うものか」を一度問い直す形にしておくと、買い物の動機をポイントに引っ張られにくくなるでしょう。

ポイントは「もともと買う予定だったものに対する還元」として位置づけておくと、判断軸がぶれにくくなります。

まとめ

ゆるポイ活は、ポイントを最大限に貯めることよりも、日常の延長で無理なく続けられることを優先する取り組み方です。毎日アプリを開いたり、キャンペーンを追いかけたりはせず、自然に貯まる範囲にあるポイントだけを無理なく獲得していきます。

積極的なポイ活に比べると、獲得できるポイントは「少ない」かもしれませんが、特別な行動をとったり手間をあまりかけることなく得られるものなので、「もらえてラッキー」くらいの軽い気落ちで続けていると継続しやすいです。

そのため、ポイ活のために手間をかけたくはないけれど、ちょっとしたお得感を味わいたいという方には特にピッタリのポイ活方法と言えるでしょう。