『楽天カード』と『楽天ポイントカード』は、名前が似ているうえ、どちらも楽天グループが発行しています。そのため、混同されたりすることがありますが、実際には、この2枚でできることは異なります。
この記事では、それぞれのカードの違いや、クレジットカードを増やさずに楽天ポイントを貯める方法などを説明します。
楽天カードと楽天ポイントカードの違い
楽天カードと楽天ポイントカードは、どちらも楽天ポイントが貯まります。一方で、代金の支払いそのものに使えるかどうかが異なります。
ここでは、それぞれのカードでできることを順番に解説します。
楽天カードでできること
楽天カードは、クレジットカードとして代金の支払いに使えるカードです。街のお店での支払いに加え、楽天市場などのネットショッピングでも使えます。いずれの場合も代金は後払いです。
支払いに使うと、その利用額に応じて楽天ポイントが貯まります。特に楽天市場では、支払い方法を楽天カードにすることで、得られるポイントが増えることも。
ただし、クレジットカードであるため、取得する際には審査を受ける必要があります。
楽天ポイントカードでできること
楽天ポイントカードは、楽天ポイントを貯めたり消費したりするためのカードです。楽天カードとポイントカードが一体化したものが一般的な形式となっていますが、クレジットカード機能を持たない、ポイントカード機能のみのカードも実在します。
そのため、「買い物先で楽天ポイントが付与されるからポイントカードが欲しいけれど、クレジットカードを増やすつもりはない」といった要望を叶えることも可能です。
楽天カードとポイントカードは別もの?
楽天カードと楽天ポイントカードは、役割の異なるサービスです。しかし、2015年12月以降に発行されている楽天カードには、ポイントカード機能も付帯しており、1枚で両方の役割をまかなえる場合があります。
ただし、それ以前に発行されたカードや、切り替えの経緯によっては、機能が付いていないケースもあるそうです。下記の特徴があれば、ポイントカード機能付きの楽天カードです。
- 表面に楽天ポイントカードのロゴがある
- 裏面に楽天ポイントカード番号やバーコードが印字されている
ポイントカード機能がついた楽天カードの場合、楽天ポイント加盟店では2つの段階でポイントが貯まります。
まずひとつめは、ポイントカード機能のバーコードを提示したときに付くポイントで、買い物の金額に応じて加盟店から付与されます。これは支払いとは別に付くため、代金を現金で払った場合でも貯まります。そしてもうひとつは、その代金を楽天カードで支払ったときに、クレジットカードの利用分として付くポイントです。
レジで裏面のバーコードを提示し、続けて同じカードで支払えば、ポイントの提示と代金の支払いを1枚のカードで済ませられます。
クレジットカードを作らずに楽天ポイントを貯めるには
「楽天ポイントは貯めたいけれどもクレジットカードは増やしたくない」といった場合は、クレジットカードの申し込みは行わず、ポイントカードのみを持つ、といったことも可能です。
ポイントカードの形式としては、カードとアプリの2通りあります。
カードタイプのものは、以前は加盟店のレジ前などで配布されていましたが、現在は見かけることも少なくなっています。それでも、店員に伝えるとカードを受け取れるケースもあるようです。
ただし、配布していない加盟店や在庫切れとなっているケースもあるため、アプリのダウンロードでの入手を検討してみても良いでしょう。
以前はポイントカード単体のアプリがありましたが、現在は「楽天ペイ」アプリに統合されています。いずれも、楽天カード(クレジットカード)がなくても利用できます。
出典:楽天カード よくあるご質問「手持ちのカードに楽天ポイントカード機能がついているかどうか確認したい。」
楽天の支払い手段を一覧で比較
楽天カードや楽天ポイントカードについて調べると、楽天Edyや楽天ペイといった名前も一緒に挙がることがあります。これらは同じ楽天の支払い手段ですが、支払いの仕組みや利用に際しての審査の有無などの特徴が下記のように異なります。
支払いのタイミングと審査の有無をおおまかに知っておくと、場面に応じて使い分けるときの目安になるでしょう。
| どんなもの | 支払いの仕組み | 審査 | 主な形状 | |
| 楽天カード | クレジットカード | 後払い | あり | カード |
| 楽天ポイントカード | ポイントを貯める・使う | ポイント消費 | なし | カード/アプリ |
| 楽天Edy | チャージして使う電子マネー | 前払い(チャージ) | なし | カード/アプリ |
| 楽天ペイ | スマホで払うアプリ | アプリで払う※ | なし | アプリ |
※楽天ペイは、登録した楽天カードでの後払いと、先にチャージしておく前払いのどちらでも支払えます。
これら4つは別々のサービスですが、楽天ペイのアプリにすべて集約されています。ただし、アプリが良いかカードが良いかは、人によってさまざまです。
自分がよく行くお店で使えるかどうかや、自分にとっての使いやすさに合った方法を選んで活用しましょう。
まとめ
楽天カードと楽天ポイントカードは、名前が似ていますが、役割の異なるサービスです。楽天ポイントカードは楽天ポイントを貯めて使うためのカードで、楽天カードはクレジットカードとして代金の支払いに使えるカードです。
楽天ポイントカードを持つためには、楽天カード(クレジットカード)を作る以外にも、ポイントカード機能のみのカードを取得したり、楽天ペイアプリを使ったりといった方法があります。
「楽天ポイントを貯める=楽天カードを作る必要がある」というわけでないことは、覚えておきましょう。
ただし、楽天市場をよく利用する場合など、楽天カードがあったほうがお得なケースもあります。そのため、自分がよく利用する買い物先や現在メインにしている支払い方法との兼ね合いなどもあわせたうえで、楽天カードが必要か、ポイントカードのみで十分かを検討してみましょう。