楽天カードや楽天モバイル、楽天銀行など、楽天グループは複数のサービスを提供しています。これらは、まとめて「楽天経済圏」と呼ばれることもあります。
私も楽天経済圏を使っていますが、以前、対象のサービスを全部取り入れようとして、途中でやめた経験があります。
この記事では、全部を取り入れようとしてやめた体験と、そこから変わったサービスの選び方、検討したうえで見送ったサービスの実例を紹介します。
全部を取り入れようとして、やめた話
私が全部を取り入れようとしたきっかけは、SPU(スーパーポイントアッププログラム)という仕組みでした。ここでは、SPUの内容と、当時実際にやってみたこと、やめるまでの経緯を紹介します。
SPUは、対象のサービスを利用・契約するほど、楽天市場での買い物でつくポイントの倍率が上がる仕組みです。2026年7月時点では、条件をすべて満たすと最大18.5倍まで上がります。ただし、対象となるサービスや倍率はこれまでにも変更されており、今後も変わる可能性があります。
出典:楽天市場「SPU(スーパーポイントアッププログラム)」https://event.rakuten.co.jp/campaign/point-up/everyday/point/
この仕組みを知った当時の私は、対象サービスを増やせばその分ポイントが増えるのだからと、達成できそうな条件から順に埋めていくことにしました。
本はまとめて楽天ブックスで買う、旅行の予約は楽天トラベルからにする、というように、可能な限り楽天が提供しているサービスを使うように変更。
しかし、実際にやってみると、サービス全制覇はなかなか難しく、条件を確認して実行する手間もわずらわしく感じるようになっていきました。
というのも、ポイントアップの対象となるには単にサービスを利用するだけではなく、「月いくら以上の購入」などが条件づけられているものもあったからです。このような達成状況は、月が替わるとリセットされます。そのため、欲しい本が1冊あっても、注文額が条件に届くまで注文を待ったり、買うか迷っていた本を合計金額アップのために買ったりしていました。
SPUの条件を満たす行動を意識することで、ポイントは確かに増えましたが、この繰り返しに私は疲れてしまい、全部を取り入れるのはやめました。
全部は取り入れないと決めてからの選び方
全部を取り入れるのをやめてから、サービスを使うかどうかは、「SPUのためだけに使おうとしていないか」を考えてから決めるようになりました。
もしポイント倍率アップのために、必要としているサービスではないのに、新たなサービスの利用を検討しているなら、それはちょっと危険かもしれません。
SPUの倍率や対象サービスは、固定されたものではなく、これまでにも変更されてきました。なかには、対象から一度外れたあと、期間を置いて対象に戻ったサービスもあります。
もしSPUだけを理由にサービスを利用していたら、そのサービスがSPU対象外になったら利用する理由がありません。利用しているうちにサービス自体を気に入って使い続ける可能性もありますが、そうでなければ解約の手間が発生します。
契約・解約の手続き自体に金銭的なコストが発生しなかったとしても、自分の「手間」という大きなコストが発生します。
その手間を厭わない人もいるとは思いますが、私はそれを「面倒」と感じました。そのため、楽天でSPU対象のサービス利用を新たに考える際は、そのサービスがSPU対象でなくなっても使うか、を考えるようにしています。
なるべく多くのサービスを取り入れようとしていた時期は、SPUの条件に合うように自分の暮らしを調整できないか考えたこともありました。
しかし、無理に取り入れようとするのをやめたことで、ポイントの増え方は以前よりゆるやかになりましたが、気持ちには余裕ができたように感じています。
検討したけれど取り入れなかったサービス
SPUでポイントが増えるのを見込んで契約や切り替えを検討したものの、最終的に取り入れなかったサービスが2つあります。
ここでは、取り入れなかった2つのサービスとそれぞれの理由を紹介します。
楽天モバイル
楽天モバイルは、SPUの中でも倍率の上乗せ幅が大きいサービスです。そのため、できれば契約したいと思い、何度か検討を繰り返しています。
しかし、毎回契約に至らない理由が楽天モバイルの「サービスエリア」です。
検討の際、毎回エリアが拡大されることを願って、楽天モバイルの公式サイトにあるサービスエリアマップをチェックしています。
しかし、現時点では自分が日常的に通る場所がエリアの境界に近かったり、エリア外になったりしてしまうため、契約を見送っている状態です。
私の生活圏が田舎なので仕方のないこととは思っていますが、エリアの状況は今後変わる可能性もあるので、今後もこまめに確認したいと考えています。
楽天でんき
楽天でんきも、SPUでポイントが増えるのを見込んで切り替えを検討したサービスの一つです。
ただし、楽天でんきはSPUの対象かどうかがこれまでに変わっています。2021年6月から2024年3月までは対象外で、2024年4月に対象へ戻りました。
私が切り替えを考えた動機はSPUの上乗せだったので、この先また対象から外れることがあれば、切り替えた意味がなくなってしまいます。
一方で、SPUを抜きにして料金やサービスの内容を比べても、今の契約から変えるほどの差は見つけられませんでした。
プランは今後も変わる可能性があるため、定期的に確認し、切り替える手間を差し引いてもメリットのほうが大きいと感じられたら契約するかもしれません。
出典:楽天エナジー「【重要】4月1日より楽天でんきがSPUの対象サービスになります」https://energy.rakuten.co.jp/info/20240301_spu.html
まとめ
楽天経済圏は、対象のサービスを組み合わせて使うほど、SPUによって楽天市場でのポイント倍率が上がる仕組みになっています。ただし、私は全部を取り入れることはせず、自分の暮らしに合ったものだけを取り入れるようにしています。
どのサービスが合うかは、住んでいる地域や、すでに契約している他社サービスの条件によっても変わります。私の判断がそのまま誰にでも当てはまるとは限らないので、自分の暮らしに合うものを選んでいきましょう。